2016年3月15日火曜日

耳なし芳一の舞台 赤間神宮

こんにちは (^^)

2階、観光・郷土情報センターのからしれんこちゃんです


皆さんは「耳なし芳一」をご存じですか??

日本昔話でもおなじみの「耳なし芳一」ですが

熊本にゆかりのある小泉八雲によって広く知られるようになりました。

日本の民話を採集しそれを「怪談」と言う本にまとめています。


この耳なし芳一の舞台となったと言われる「赤間神宮」に行ってきました














目をつぶり琵琶を弾いています。

耳はなく、でも顔は穏やかです。







この話は、目が不自由な芳一と言う琵琶法師がいました。

彼の弾く琵琶はとても美しいと評判でした。

ある日身分の高い者の使者からぜひ琵琶を弾いてほしいとの依頼がきました。

使者について行き、弾き語りを行うと、

女性やその他のむせび泣く声が聞こえたといいます。

 そして「今宵より3日間琵琶を弾いて欲しい」と告げられます。

しかし、使者はこの事は内密に。と芳一へ依頼します。

寺に戻った芳一は和尚から不在を問い詰められますが約束通り誰にも言わず

使者のまつ場所へと向かいました。

それをおかしいと思った和尚は芳一の後と追うと

墓の前で琵琶を弾く芳一の姿が・・・。

平家の亡霊に取りつかれていたのです。

和尚は芳一を守るために芳一の全身にお経を書きます。

そして芳一に誰が訪ねてきても声を出さないようにと約束をさせます。

平家の亡霊は芳一が来ないので寺へと迎えにくると

芳一の姿はどこにもありません。・・・耳を除いて・・・。

和尚が耳にお経を書き忘れていたのです。 

こうして耳を発見した平家の亡霊により芳一は耳を失います。






気の毒に思った和尚は芳一を手厚く治療し、

芳一は「耳なし芳一」と呼ばれるようになり、

ますます彼の琵琶は有名になったと言います。
     (参考:日本昔ばなし)


この耳なし芳一の舞台がここ赤間神宮と言われています。


住所:〒750-0003 山口県下関市阿弥陀寺町4-1



日本の民話が外国出身の小泉八雲によって知れ渡ったのも不思議ですね (^^)/

小泉八雲の記念館は熊本にあります。

 小泉八雲を巡る旅もおもしろいですね



記念館に関するパンフレットはくまもと森都心プラザにもあります(^^)

ぜひお越しください