2016年12月2日金曜日

「放送局対抗ビブリオバトル」



こんにちは、図書館です。
今回は1113日に行われた
「放送局対抗ビブリオバトル」の様子をお伝えします。

ビブリオバトルとは、好きな本を持ち寄って紹介し合い、
「どの本がいちばん読みたくなったか」を競う書評ゲームです。
キャッチコピーは、「人を通して本を知る、本を通して人を知る」。
ビブリオバトルは本との出会いの場というだけではなく、
本を通して、その人の新たな一面を知ることができるゲームでもあります。

今回は、熊本のテレビやラジオで活躍されている皆さんに
お集まりいただき、「これぞ!」というおすすめの一冊を
紹介していただきました。


1番:青谷 倫太郎さん(RKK熊本放送「ウェルカム!」MC
   紹介された本:金城 一紀『フライ,ダディ,フライ』



2番:松田 朋子さん(KAB熊本朝日放送 アナウンサー)
   紹介された本:松本 清張『砂の器』



3番:中村 美貴さん(崇城大学SCB放送局)
   紹介された本:三浦 しをん『風が強く吹いている』



4番:清家 康広さん(KKT熊本県民テレビ 報道局アナウンス部)
   紹介された本:鈴木 康広『ぼくのにゃんた』



5番:熊 竜太さん(TKUテレビ熊本 報道部アナウンサー)
   紹介された本:名越 康文『「男はつらいよ」の幸福論』



おすすめ本のプレゼンに使える時間は5分間。
限られた時間を使って伝えるプロである
アナウンサーの皆さんのプレゼンは、さすが時間ぴったり!
その時間の使い方の上手さと、聞き手をぐっと引きつける話術に、
観戦者の方々からも感嘆の声が上がっていました。

また、崇城大学2年生中村さんの、
プロのアナウンサーの皆さんにも引けを取らない
作品への愛情あふれる堂々としたプレゼンもすばらしく、
会場全体での投票の結果、見事今回のチャンプ本に選ばれました!



バトル終了後のフリータイムでは、5人のバトラーの方々と
会場の皆さんが、本について思い思いに語り合っていました。
「人を通して本を知る、本を通して人を知る」のキャッチコピーのとおりに、
本を通して、いつもテレビで見ているアナウンサーの方々を
ぐっと身近に感じることができた一日だったのではないでしょうか。
 


次回のビブリオバトルは、124日(日)15時より開催される高校生大会です。
この大会のチャンプには、1月に東京で開催される全国大会への出場権がついてきます。
高校生たちの熱い戦いをお見逃しのないよう、ぜひ観戦にいらしてください!
お待ちしています。