2018年3月6日火曜日

「ビブリオバトル IN くまもと森都心」

こんにちは、図書館です。
今回は、128日に開催された「ビブリオバトル IN くまもと森都心」の様子をお伝えします。

ビブリオバトルとは、好きな本を持ち寄り紹介し合って「一番読みたくなった本」=「チャンプ本」を決める書評ゲームです。
今回は5名のバトラーのみなさんに、おすすめの本を紹介していただきました。

紹介された本は、こちらの5冊です。

1.『切りとれ、あの祈る手を』佐々木中(河出書房新社)
2.『イニシエーション・ラブ』乾くるみ(文藝春秋)
3.『カメレオンの呪文』ピアズ・アンソニィ(早川書房)
4.『AX』伊坂幸太郎(角川書店)
5.『共食いの博物誌』ビル・シャット(太田出版)


40年以上シリーズが続いているファンタジー小説から、本屋大賞にノミネートされている今話題の小説やノンフィクションまで、バラエティ豊かな本が揃いました。
普段自分では手に取ることがないようなジャンルの本と出会えるのも、ビブリオバトルの大きな魅力のひとつですね。



当日は厳しい寒さの中ではありましたが、多くの観戦者の方にお集まりいただきました。
中には、熱心にメモを取りながらバトラーの話に聞き入っておられる方の姿も…。

そして会場全体での投票の結果、今回のチャンプ本は『共食いの博物誌』に決定しました!
動物や人はなぜ「共食い」をするのか、どういう状況下で起きやすいのか?
紹介を聞いて、おそろしくも神秘的な「共食い」の世界についてもっと知りたいという気持ちを掻き立てられた方も多かったのではないでしょうか?




また、今回はバトル終了後、バトラーや観戦者の皆様を対象に、ブックカバー作りのワークショップも開催しました。
参加された方々は、紙を折って簡単に作れるブックカバーに思い思いにスタンプを押したり、マスキングテープを飾ったりして、世界でひとつだけのブックカバーをつくりあげていらっしゃいました。




図書館では、今後もビブリオバトルの開催を予定しております。
お気に入りの本を知ってもらううれしさ、まだ読んだことのない本と出会う楽しさを、みなさんもぜひ味わってみませんか?

ご参加をお待ちしております!