こんにちは 図書館です。
今回は10月6日(土)に開催されたライブラリーカフェ「第2回 熊本県読書応援ボランティア養成講座~すべての子どもたちに読書のよろこびを~」の様子をご紹介します。
くまもと森都心プラザ図書館と熊本県教育委員会の主催で行われた今回の講座は、熊本県内で子どもたちの読書に関わるボランティアをされている方たちにご参加いただきました。
オープニングは平成30年度文部科学大臣表彰を受賞された「おはなしの会あすなろ」による手遊びや語り、絵本の読み聞かせなどを聞き、人の声の心地よさ、人にお話ししてもらう楽しさを実感しました。
前半はプラザ図書館コンシェルジュがブックトークの基本についてお話ししました。
難しいというイメージがあるのか、長年読み聞かせをされていても、ブックトークはしたことがない、見たこともないという参加者が多かったため、実践もまじえながら進めました。
ブックトークは、1つのテーマにそってたくさんの種類の本を紹介できるので、子どもたちはその中から自分の好きな本を選ぶことができます。また、自分の好みと違った種類の本や、別の分野の本があることを知ることができ、読書の幅を広げることができます。
参加者の皆さんは、説明を聞き実際にブックトークを見たことでイメージが湧いた様子で、その後のグループごとの実践では何パターンものブックトークが完成していました。
代表して2グループの方に発表していただきましたが、「こんなつなぎかたができるのか!」「すごくおもしろい!」と会場は大盛り上がりでした。やはり実際に見ること、作ってみることで、ブックトークの面白さがわかり、自分でもできると思っていただけたのか、「明日からやってみます。」という意見をたくさんいただきました。
後半のグループ交流では、普段の読み聞かせの実践を紹介されたり、お悩み紹介をされたりと活発に情報交換されていて、同じ思いで活動されている方同士のつながりを持つ場がやはり大切で、皆さんも求めていらっしゃることが感じられました。
ご参加ありがとうございました。