こんにちは、図書館です。
今回は図書館コンシェルジュの頭の中(好きなこと、興味のあることなど)を表現した展示「妄想本棚」をご紹介します。
「美しいもの」
場所:3階図書館28番棚
期間:6月17日(木)~7月20日(火)
今回の妄想本棚の担当は、熊本に約400年伝わる武家茶道「肥後古流」のお稽古を子どもの頃から重ねてきたコンシェルジュです。
戦国時代のお茶は武士のたしなみのひとつとされ、「眠気を覚ます」、「戦いの中でほっと一息つく」という役割がありました。
武家茶道「肥後古流」は、織田信長、豊臣秀吉に仕えた千利休の型を変えずに伝えるよう細川家によって400年ほど前に作られた細川文化のひとつです。
幕末まで武士階級のみに伝えられ、町人、商人にはほとんど伝えられていませんでした。
展示ではお茶に携わるなかで、育まれた感性と響き合う本を集めました。
歴史ある文化を継承するひとりとして、肥後古流と向き合い続けてきたコンシェルジュが“美しい”と感じる事とは?
本を通して、その感性に触れてみてはいかがでしょうか。