2017年11月23日木曜日

「駅前レコードコンサート」



こんにちは、図書館です。
今回は、1023日(月)に行われた『駅前レコードコンサート』の様子についてお伝えします。

ご出演いただいたのは、熊本のラジオ番組やイベントで幅広い世代に昭和歌謡の魅力を伝えておられる嶋田宣明(しまだ のぶあき)さん。
『くまにち すぱいす』で連載中の昭和歌謡にまつわるエッセイ『円盤で時間旅行』でもおなじみですね。
嶋田さんには、昭和歌謡の名曲をレコードでかけながら、楽曲やジャケット、その曲が生まれた時代背景などについてもたっぷりとお話しいただきました。




尾崎紀世彦の「また逢う日まで」に元歌が存在することや、北原ミレイの「石狩挽歌」の歌詞に作詞家・なかにし礼の体験が反映されていることなど、どの曲にも意外なエピソードが隠されていました。
誰もが知っている有名な曲も、その曲がつくられ、歌われた背景を知ってから聞くと、また違う味わいが出てくるものですね。
懐かしい歌にあわせて楽しそうに体を揺らしたり、発売当時の話題に「そうそう!」とうなずいたりしながら聞き入っておられる参加者のみなさんの様子がとても印象的でした。

会場では嶋田さんおすすめの本を展示したほか、プラザ図書館にある昭和歌謡・レコードに関する本のリストも配布しました。
嶋田さんによる本の紹介文をじっくり読まれる方や、本を実際に手に取ってご覧になる方もおられ、奥深い昭和歌謡の世界を本でも楽しんでいただくことができたのではないかと思います。
 


参加してくださったみなさん、嶋田宣明さん、本当にありがとうございました!