2018年4月30日月曜日

「びっくりかがくの実験ショー ~液体窒素ってなあに?~」

こんにちは、図書館です。

今回は、225日(日)に行われた
「びっくりかがくの実験ショー ~液体窒素ってなあに?~」の様子についてお伝えします。

講師に熊本市立熊本博物館の南部靖幸先生に液体窒素を使った様々な実験を行っていただきました。


『液体窒素』とは、窒素が196まで冷やされてできた無色透明な液体です。科学実験や各種工業・医療用等の冷却剤として使われています。ちなみに、冷却材のひとつ『ドライアイス』は二酸化炭素が78.5まで冷やされてできた固体。ドライアイスよりも液体窒素がとても冷たいことがわかります。(ドライアイスも液体窒素も素手で触るにはとても冷たく危険ですので、取り扱う際は手袋着用が必須です!)




最初はバラを使った実験からスタート。
液体窒素に浸したバラは凍ってパリパリになり、握ると粉々に!!
しかし、キッチンペーパーを液体窒素に浸しても何も起こりません。不思議ですね。
この現象、実はバラの水分が凍ったことにより起こったもの。この後、濡れたキッチンペーパーを液体窒素に浸すとバラと同様、凍ってパリパリになり、握ると粉々になりました!



他にも風船を使った実験やフライパンに乗せた液体窒素の観察など普段の生活では見ることのできない液体窒素の不思議な現象から目が離せない子どもたち。一緒に参加していたお父さん・お母さんも、驚いたり笑ったりしながら実験を見てくださいました。

 イベント後は液体窒素への質問が数多く上がり、「液体窒素って面白い」「科学って楽しい」と感じていただけたのではないでしょうか。


プラザ図書館では今後も親子で楽しんでいただけるイベントを開催します。
イベントのご参加はもちろん、図書館にもお気軽に立ち寄りください!