今回は、4月22日（日）に行われた「森都心プラザ図書館が贈る親子で楽しむ朗読会 ～語りと箏とフルートで奏でる宮澤賢治の世界～」の様子についてお伝えします。
ご出演いただいたのは「ことはのね」の皆さん。
フリーアナウンサー・演劇朗読家として活躍されている政木ゆかさん、熊本を代表するフルーティストの吉永洋子さん、全国大会優勝の経験もお持ちの若手箏曲家・小路永和奈さんの3名で構成されている朗読演奏家ユニットです。
今回は翌日4月23日（月）の「子ども読書の日」に合わせて、子どもにも大人にも愛されている宮澤賢治の作品の中から「やまなし」と「双子の星」を朗読していただきました。
政木さんの美しい朗読と、箏とフルートの優しい音色に包まれた会場にはどこか幻想的な雰囲気が漂い、まるで日常から切り離されて宮澤賢治の物語の中に誘い込まれたよう。
作品中の効果音もすべてふたつの楽器で巧みに表現されており、情景が目に浮かぶようで、目を閉じてじっくりと聴き入っておられるお客様も多くいらっしゃいました。
劇団での活動経験もお持ちの政木さんが生き生きと演じられる登場人物の様子に子どもたちも引き込まれていたようで、幅広い世代の方々に宮澤賢治の世界を楽しんでいただけたのではないかと思います。
プラザ図書館では、今後もさまざまなイベントを予定しております。
皆さまのご参加をお待ちしております！
