2021年1月28日木曜日

歴史談義「熊本史跡研究の金字塔『平成肥後国誌』とは」

こんにちは、図書館です。

本日は1129日開催の歴史談義「熊本史跡研究の金字塔『平成肥後国誌』とは」の様子をお伝えします。

 

毎年恒例の歴史談義で、今回取り上げたのは『平成肥後国誌』。この本は、熊本市全域の名所旧跡・神社仏閣・歴史人物のお墓など、約1万点の写真と解説が収録された、上下巻2000ページを超える本です。この本の著者である高田泰史氏(故人)と親交があり、現在も資料整理に携わっておられる中村氏(熊本史談会)をお迎えし、『平成肥後国誌』と著者のエピソードなどについて、当館のコンシェルジュが対談形式でお話を伺いました。




高田氏は、お仕事の傍ら休みの日ごとに史跡を周り、文化財の調査をされていたとのこと。中村氏によれば、高田氏の調査に同行した際、史跡の文字を一字一句漏らさず書き写され、本の出版後も定期的にそれらを見回られるという、根気のいる作業をしておられたそうです。あまり知られていないお人柄や生前の様子などに触れることができ、著者がいかに素晴らしい郷土史家であったかを痛感しました。


 


この本は、私たちの普段の業務でも、郷土に関するお尋ねの際よく利用しており、図書館に無くてはならない本です。


自然災害や再開発などでどんどん失われていく文化財を、後世へ残さなければならないという高田氏の強い思いが、今私たちが郷土の歴史を知ることのできる貴重な資料となっていることを知り、私たちも郷土の歴史を大切に引き継いでいきたいと思いました。




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