2016年11月15日火曜日

「 あそびのチカラ ~ プレイセラピー ~ 」



こんにちは、図書館です。

今回は、1010日(月・祝)午前と午後に行われた、
「 あそびのチカラ ~ プレイセラピー ~ 」の様子についてお伝えします。

臨床心理士であり、日本プレイセラピー協会の理事、
また、日本ユニセフ協会東日本大震災緊急支援本部で
心理社会的ケアアドバイザーをされている湯野貴子さんに
子どもの心を遊びで癒すプレイセラピーについて教えていただきました。

午前中に行われた、
親子で遊ぼう「遊びを通した子どもの心のケア」で、
まず教えて頂いたのは、ご自身のケア(リラックス)の後、
お子さんのケアに取り組むことが大切であるということ!!

そして遊びを通して、同じ動きをしたり、手を握って遊んだり、
ハグしたりすることで、温もりや目が合う・見守られている
という感じが、子どもに安心感を与えることができるのだそうです。

お子さんの年齢に関係なく、スキンシップを中心とした親子遊びを
体験され、保護者の方もみなさん常に笑顔で、「楽しかった」
「家に帰ってからもやっていきたい」といった感想をいただきました。







午後に行われた、
セミナー「子どもの育ちと遊び」では、
ストレスを受けた時の脳の働きやその解消法、
おもちゃの種類によって気持ちを表現する役割が
異なるなどのお話がありました。








また講話だけではなく、二人一組になって
子ども役と大人役に分かれて、実際に遊ぶシチュエーション
の体験もあり、みなさん照れながら参加されていました。
子ども役を体験された方は、遊ぶ時の大人のなにげない対応・
かけ声次第で、遊ぶ意欲がなくなったり、逆にのびのび遊べた
といった「子どもの気持ちに気付かされた!」との声も多く出ていました。  

見守ること・寄り添った声掛けの大切さ・発散の大切さ
などを実感されたことで、「とても分かりやすかった」
「今後に活用したい」「楽しかった」といった感想をいただきました。

発散方法のひとつ「新聞破り」は、新聞紙の真ん中に
キッチリ折り目をつけて、持ち手は山折り側を自分に向けて左右を持ち、
打ち手はピンと張った新聞紙の中央をパンチするというもの。
大人がしてもスッキリしますよ♪ ぜひお試しあれ。



 
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