「空気はどんな形か知っていますか?」
そんな言葉から始まった、今回のイベント。熊本博物館から講師をお招きし、あるのが当たり前で普段は気にとめない“空気”のパワーを感じる実験を、身近な道具を使って行いました。
風船を入れた真空容器。中の空気を少しずつ抜いていくと…
風船は、どんどん大きくなりました。容器の中の空気が無くなって周りから押されている力が小さくなることにより、風船の中の空気が外側へ押す力が大きくなるからなのだそうです。
ほかにも、段ボールを使った空気砲、下敷きを使うと簡単に持ち上がる椅子、瓶の中に吸い込まれる軟式テニスボールなど、体験を交えながら8種類の実験が行われ、参加されたお子さまはもちろん、保護者の方も楽しんで実験に見入っておられました。
目に見えないし、形もわからないけれど、私たちの生活には欠かせない空気。そのパワーを目の当たりにして、ますます不思議なものだと感じました。
また図書館スタッフによるブックトークも行い、「はつめい」というテーマで、絵本や図鑑など6冊の本をご紹介しました。
プラザ図書館には、ご自宅で楽しむことができる実験の本など、科学に関する本があります。お借りになって、ご家族でたくさんの新しい発見をしてみてください。
