今回は、11月17日(日)に開催した「マンガビブリオバトル」の様子をお伝えします。
ビブリオバトルとは、好きな本を持ち寄り紹介し合って「一番読みたくなった本」=「チャンプ本」を決める書評ゲームです。
今回は、11月16・17日の「2日間限定マンガ図書室」にあわせて、「マンガビブリオバトル」を開催しました。
今回は、4名のバトラーにこちらの本をご紹介していただきました。
1.『ニタイとキナナ』高室 弓生
2.『ONE
PIECE』尾田 栄一郎
3.『This Man』恵広史
、花林ソラ
4.『それでも町は廻っている』石黒正数
今回は、初めての方や多数の大会でバトルを経験された方に参戦いただきました。観戦者の前に立つと、グッと緊張が高まった様子のバトラーたち。
しかし、いざバトルが始まると、関連する知識を交えながらお話ししたり、観戦者や他のバトラーも巻き込みながら自分の想いを伝えたりと、言葉が止まりません。
バトラーの作品へのリスペクトが伝わったからか、質問タイムには観戦者からたくさんの質問が挙がりました。
バトラー全員による紹介が終わると、いよいよ投票タイムに移ります。
今回のチャンプ本は、4番目に紹介された『それでも町は廻っている』に決定しました。
健闘をたたえ合うバトラーのみなさんは、「勝者・敗者」ではなく、たくさんの方に自分の好きなマンガを紹介したい「同志」のように見えました。
終了後は、バトラーと観戦者が紹介されたマンガの周りに自然と集まり、マンガや作者、お互いの読書遍歴などについて語り合われていました。
徐々にコミュニケーションの輪が広がり、バトルの時とは違った雰囲気を楽しんでいただけたようです。
プラザ図書館では年に4回、様々なビブリオバトルを開催しています。
皆さんもぜひ、とっておきの一冊を紹介してみませんか?もちろん、観戦者としてのご参加も大歓迎です!
お待ちしております。