今回は12月14日(土)に開催された「オンコロジーセミナー ~大腸がん編~」の様子をお伝えします。
皆さんは、「オンコロジー」という言葉をご存知ですか?
オンコロジーとは「腫瘍学」を意味し、がんやがん細胞の発生メカニズム、治療方法について専門的に学ぶ学問のことをいいます。
今回は、済生会熊本病院ロボット・低侵襲手術センターで診療に従事されている坂本快郎先生を講師にお迎えして、大腸がんの基礎知識やその治療、手術の方法などについてお話しいただきました。
全国的にも、熊本県内でも、罹患者数が年々増えている大腸がん。
大腸がんによって亡くなる方も多い一方で、初期の段階であれば内視鏡による簡単な手術ですぐに治すことができる病気でもあるそうです。
内視鏡のほかにも、腹腔鏡やロボットを使用した手術、抗がん剤による化学療法など、大腸がんには進行度のステージに応じた様々な治療法がありますが、大切なのはやはり早期発見。
「体調の変化に日頃から気をつけて、がん検診や人間ドックなどをぜひ定期的に受けてほしい」という坂本先生のお話に、参加者の皆さまが大きく頷いておられたのが印象的でした。
プラザ図書館では、4階にがんに関する本を集めたコーナーを常設しております。
国立がん研究センター発行の各種がんに関する情報冊子や、様々なリーフレットなども取り揃えて、がんについて知りたい・不安を解消したいと思われている皆さんのお力になれるようつとめております。
また、今後も医療に関する講演会や、がんの相談会などを定期的に開催いたします。
開催情報はホームページのほか、TwitterやFacebookなどでも発信してまいりますので、ぜひお気軽にご参加ください。
お待ちしております!