2020年8月22日土曜日

「全国高等学校ビブリオバトル 2020 熊本県大会」

こんにちは、図書館です。       

今回は、810日(月・祝)に開催した「全国高等学校ビブリオバトル 2020 熊本県大会」の様子をお伝えします。

 


毎年1月に東京で開催される「全国高等学校 ビブリオバトル 全国大会」への出場権をかけて、県内の高校生たちが戦うこの大会。

新型コロナウイルス感染症感染拡大のため、今年度の全国大会は残念ながら中止となってしまいましたが、会場をプラザホールに変更し、ソーシャルディスタンスを十分に確保して開催することができました。


今回バトラーとして出場してくれたのは、熊本県内5校の高校生たちです。

集合直後から打ち解け、高ぶる気持ちを楽しそうに話し合っていたバトラーたち。

その和やかな雰囲気が伝わるような、真剣さの中にも温かさを感じる大会となりました。



発表された本(発表順)


1.『食堂かたつむり』小川 糸



2.薬屋のひとりごと』日向夏



3.『博多豚骨ラーメンズ』木崎 ちあき




4.『コンビニ人間』村田 沙耶香




5.『前世への冒険』森下 典子




ビブリオバトルのキャッチフレーズは、「人を通して本を知る、本を通して人を知る」。

その本と出会ったきっかけや、共感した登場人物、自分をどのように変えてくれたのかなどを、目を輝かせ、身振り手振りも交えながら生き生きと語るバトラーたち。

熱のこもったその発表からは、本への愛情はもちろん、ひとりひとりの個性や人柄までもがまっすぐに伝わり、とても心を打たれました。

「ビブリオバトル」というゲームの醍醐味を、改めて感じることができた時間でした。




会場全体での投票の結果、今回のチャンプ本は『前世への冒険』です。

バトラー全員に向けての温かい拍手が会場を包む中、大会は無事終了しました。


プラザ図書館では、今後もビブリオバトルの開催を予定しています。

詳細は決まり次第、ホームページやTwitterFacebook等でお知らせします。

皆さまのご参加を心よりお待ちしています!