こんにちは、図書館です。
今回は、8月10日(月・祝)に開催した「全国高等学校ビブリオバトル 2020 熊本県大会」の様子をお伝えします。
毎年1月に東京で開催される「全国高等学校 ビブリオバトル 全国大会」への出場権をかけて、県内の高校生たちが戦うこの大会。
新型コロナウイルス感染症感染拡大のため、今年度の全国大会は残念ながら中止となってしまいましたが、会場をプラザホールに変更し、ソーシャルディスタンスを十分に確保して開催することができました。
今回バトラーとして出場してくれたのは、熊本県内5校の高校生たちです。
集合直後から打ち解け、高ぶる気持ちを楽しそうに話し合っていたバトラーたち。
その和やかな雰囲気が伝わるような、真剣さの中にも温かさを感じる大会となりました。
発表された本(発表順)
1.『食堂かたつむり』小川 糸
2.『薬屋のひとりごと』日向夏
3.『博多豚骨ラーメンズ』木崎 ちあき
4.『コンビニ人間』村田 沙耶香
5.『前世への冒険』森下 典子
ビブリオバトルのキャッチフレーズは、「人を通して本を知る、本を通して人を知る」。
その本と出会ったきっかけや、共感した登場人物、自分をどのように変えてくれたのかなどを、目を輝かせ、身振り手振りも交えながら生き生きと語るバトラーたち。
熱のこもったその発表からは、本への愛情はもちろん、ひとりひとりの個性や人柄までもがまっすぐに伝わり、とても心を打たれました。
「ビブリオバトル」というゲームの醍醐味を、改めて感じることができた時間でした。
会場全体での投票の結果、今回のチャンプ本は『前世への冒険』です。
バトラー全員に向けての温かい拍手が会場を包む中、大会は無事終了しました。
プラザ図書館では、今後もビブリオバトルの開催を予定しています。
詳細は決まり次第、ホームページやTwitter、Facebook等でお知らせします。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています!