タこんにちは、図書館です。
今回は、3階で開催中の展示をご紹介します。
「TARO×PICASSO 岡本太郎生誕110年・ピカソ生誕140年」
場所:3階図書館25番棚
期間:2月1日(月)~2月27日(土)
2021年、世界的に有名な2人の芸術家が節目の年を迎えます。
1人目は「岡本太郎」。
作品は絵画や彫刻、舞台、建築、プロダクトデザインなど多岐にわたります。
1970年開催の大阪万国博覧会では、シンボルタワー「太陽の塔」を制作。今日では高度経済成長期の日本を象徴する建造物となっています。
2人目はスペインの芸術家「パブロ・ピカソ」。
1900年より、パリで本格的な絵画活動を行い、
「青の時代(1900~1904)」「バラ色の時代(~1906)」「キュビスムの時代(~1916)」など、
生涯にわたって作風が変化し続けていきます。
晩年は、絵画だけではなく、彫刻や陶器など多くの作品を残します。
1932年、岡本はフランス・パリへ留学中、ピカソの絵画「水差しと果物鉢」を見て涙を流しました。
その後、1952年の暮れから翌年にかけて渡仏した岡本はピカソのアトリエを訪ねます。
帰国後、岡本はピカソ芸術論『青春ピカソ』を刊行し、
ピカソからこの本の発刊を記念してサインが送られてきたそうです。
展示では、岡本太郎とパブロ・ピカソに関する本を集めています。
図書館の本を通して、偉大な芸術家の人生や作品に触れてみてはいかがでしょうか。
お待ちしております。