こんにちは、図書館です。
今回は、3階で開催中の展示をご紹介します。
「リデル、ライト両女史記念館展示~ハンセン病(問題)を知っていますか~」
場所:3階
図書館 展示ケース
期間:6月7日(金)~6月27日(木)
この展示では、6月の“ハンセン病を正しく理解する週間”にちなんで、
「リデル、ライト両女史記念館」を紹介しています。
リデル、ライト両女史記念館は、リデル、ノット、ライトの3人のイギリス人宣教師が作ったハンセン病のための回春病院・研究所が前身となっています。
現在は熊本市に寄贈され、博物館として一般に公開されています。またハンセン病を正しく知るための活動も行っています。
今回は、記念館で現在開催している特別展『青木恵哉(あおきけいさい)展~青木がリデルとライトに出会って~』の一部を展示しています。この展示をきっかけにハンセン病について学び、いま一度考えてみませんか?
「肥後民話えほん『木原山のたぬき退治』原画展」
場所:3階
図書館 26番棚
期間:6月1日(土)~6月30日(日)
熊本イラストレーターズクラブによる肥後民話えほん『木原山のたぬき退治』の原画展です。
熊本イラストレーターズクラブは、熊本を拠点に活動するイラストレーターによって結成されたチームで、現在5名のメンバーで活動しています。
熊本に伝わる「肥後民話」を掘り起こし、絵本にするという活動も行われており、これまでにも『根子岳の猫伝説』、『隈府にわかとえんま大王』の2作品を制作しました。
今年の2月に発表された3作目の絵本『木原山のたぬき退治』では、悪さばかりして人々を困らせているたぬきと、そんなたぬきをなんとか懲らしめようとする若者とのゆかいな駆け引きが、熊本弁で生き生きと描かれています。
原画ならではの味わいを、じっくりとお楽しみください。
「保存する」
場所:3階
図書館 25番棚
期間:6月1日(土)~6月29日(土)
6月は「梅」の季節です。
この時期に出回る梅を使って、梅干しや梅酒、梅シロップなどといった保存食をつくることを「梅仕事」といいます。
干したり、漬けたり、発酵させたり……旬の食べ物をできるだけ長く楽しむために、人々は昔からさまざまな手法で保存食を作ってきました。
この展示では、家庭で手軽に作れる保存食の本をはじめ、データや資料、標本、文化財など、さまざまなものの「保存」に関する本を集めました。
「そんな保存方法があったのか!」と、目からうろこの情報にも出会えるかもしれません。ぜひ、暮らしの中でお役立てください。
「ふれる!感じる!世界の文字とことば」
場所:3階
図書館 25番棚
期間:6月1日(土)~6月29日(土)
6月12日は、エスペラントの日です。
エスペラントは、1887年ポーランドで生まれた人工的な国際言語です。母語の異なる人々の間での意思伝達を目的として作られ、世界各地に広まりました。
日本では、1906年(明治39年)6月12日に日本で初のエスペラント団体が発足しました。
これにちなんで、このコーナーでは世界の文字とことばにまつわる本を集めています。
世界で話されていることば(言語)は、およそ7000と言われています。普段何気なく使っている「ことば」や「文字」。いったい、いつ生まれ、どんな歴史を経てきたのでしょうか?
この機会に、「ことば」や「文字」について学んでみませんか。
皆様のご来館を心よりお待ちしております!