2024年10月7日月曜日

「3階展示のお知らせ」

 こんにちは、図書館です。

今回は、3階で開催中の展示をご紹介します。

 

 

「熊本市水道100周年」

場所:3階図書館 展示ケース

期間:101日(火)~1030日(水)

清らかな水に恵まれ、市民の水道水の100パーセントを地下水で賄っている、世界に誇る地下水都市である熊本市。

そんな熊本市の水道事業は、今年の11月に100周年を迎えます。

ここでは熊本市上下水道局のご協力のもと、熊本市の水道事業の歴史に関する展示を行っています。

 

熊本市では明治42年(1909)に上水道建設計画が出されましたが、さまざまな紆余曲折や苦労があり、給水開始に至ったのは大正13年(1924)のことでした。

上水道完成までの歩みがわかる解説パネルや、大正13年当時に製造された消火栓の現物など、歴史を物語る貴重な資料をぜひご覧ください。

 

 

JICA海外協力隊活動パネル展」

場所:3階図書館 26番棚

期間:101日(火)~1014日(月・祝)


このコーナーでは、JICA海外協力隊による活動の様子を紹介したパネルやパンフレットを関連書籍とともに展示しています。

JICA(ジャイカ)」は、開発途上国と協力して、各国の課題解決に取り組む国の機関です。

そして「JICA海外協力隊」とは、開発途上国で活動するボランティアのことです。

 

学校体育がない国での体育指導、音楽(弦楽器)の指導、現地理学療法士への指導、看護師による栄養状態の改善、助産師による感染症予防の啓発など、青年海外協力隊としての活動の幅は広く多岐に渡っています。

「日本と途上国をつなぐかけはし」となっているみなさんの生き生きとした姿をご覧ください。

 

 「里親制度」

場所:3階図書館 カウンター前記載台

期間:102日(水)~1030日(水)


このコーナーでは、10月が「里親月間」であることにちなんで、「優里の会」のご協力のもと、里親制度に関するパネルやパンフレット、関連書籍を展示しています。

 

里親制度は、さまざまな事情により家族と離れて生活する子どもを自分の家庭へ迎え入れ、支援機関のサポートを受けながら、子どもへの温かい愛情と正しい理解を持って養育する制度です。

いま、日本には親と離れて暮らす子どもたちが約42,000人います。

全ての子どもたちが健やかに育つ環境をつくるにはどうしたらよいのか。里親制度とはどのようなものか。

里親制度に興味をお持ちの方はもちろん、まだあまりよくわからないという方も、まずはこの機会に詳しく知ることからはじめてみませんか?

 

 

「刀剣と絵画で見る熊本」

場所:3階図書館 25番棚

期間:101日(火)~1031日(木)


熊本博物館で今月から開催中の収蔵品展「くまはくコレクション かがやけ!熊本の刀と絵画」。

近年の整理・調査によって明らかになった熊本博物館の収蔵品の中から、熊本ゆかりの刀剣や、熊本で生まれ活躍した絵師たちの作品が一挙公開されています。

この展覧会との連動展示として、ここでは刀剣に関する本や、熊本の絵師たちに関する本を集めています。

 

近年の刀剣ブームを受けて人気が高まっている「延寿派」や「同田貫派」の貴重な刀剣。

細川家に代々仕えた「矢野派」の絵師たちや、熊本から中央画壇に進出した近代の画家たち、中国の南宋画の影響を受けつつも日本独特の風土を描くものへと進化した「南画」の魅力を伝える画家たち。

知れば知るほど味わい深く、輝きを放つ作品が熊本にはたくさん存在します。

本を読んで、博物館へ足を運んで、熊本が生んだ芸術の力にぜひ触れてみてください。

 

 

「コーヒーはお好き?」

場所:3階図書館 25番棚

期間:102日(水)~1030日(水)




ちょっと一服という時に、皆さんはコーヒー、紅茶、緑茶などの中から何を選びますか?

十人十色で好みは色々だと思いますが、10月1日の「国際コーヒーの日」にちなんで、今回はコーヒーならではの“こく”のある本を集めてみました。

 

コーヒーは、私たちの生活の様々な場面で潤いを与えてくれます。

一人でほっとする時はもちろん、友人との閑談、仕事上の話し合いの場ではコミュニケーションの潤滑油の役割も果たします。

ストレートであったりカフェオレであったりとその表情でも楽しませてくれるのです。

コーヒーの魅力を味わい尽くしませんか?

 

 

「リーダーの本棚 原農場」

場所:3階図書館 28番棚

期間:101日(火)~1228日(土)

 


「リーダーの本棚」は、熊本のさまざまな企業・団体などでリーダーとして活躍されている方におすすめの本をご紹介いただく展示です。

 

原農場は、菊池市七城町で35年間にわたり「無農薬・無化学肥料栽培」を行っている農場です。

熊本名水百選にも選ばれている前川水源の湧水を使用し、「小さな子どもから食べられる安心・安全な作物を」という思いのもと、田んぼや畑に生える雑草に対しても薬品は使わず、機械や手作業で除草しているのだそうです。

手間ひまを惜しまず育てられた米や雑穀などはもちろんのこと、粉類や麺類、甘酒などの加工品も人気を呼んでいます。

 

展示では、原 康展さんによるおすすめの本を紹介しています。

わたしたちの命をつなぐ食べ物を生産する場でもあり、多種多様な虫たちやカエルなど、さまざまな生きものの命を育む場でもある「田んぼ」への愛情を感じるラインナップとなっています。どうぞご覧ください。

 

 

ご来館を心よりお待ちしております!