こんにちは、図書館です。
今回は、3階で開催中の展示をご紹介します。
「リデル、ライト両女史記念館展示」
場所:3階図書館 展示ケース
期間:6月4日(水)~6月30日(月)
この展示では、6月の“ハンセン病を正しく理解する週間”にちなんで、「リデル、ライト両女史記念館」を紹介しています。
リデル、ライト両女史記念館は、1891年に英国国教会の宣教師として来熊し、ハンセン病患者救済に生涯を尽くしたハンナ・リデルと、その姪エダ・ライトの2人を記念して建てられたものです。リデルは患者の救済の為にハンセン病専門の「回春病院」を設立し、1896年に来日したライトは、リデルの没後、2代目院長となりました。
現在は熊本市に寄贈され、博物館として一般に公開されています。またハンセン病を正しく知るための活動も行っています。
今回はリデル、ライト両女史記念館の紹介と共に、当時使われていた貴重な品々を展示しています。この展示をきっかけにハンセン病について学び、いま一度考えてみませんか?
「雨の日に君を想う」
場所:3階図書館 26番棚
期間:6月4日(水)~6月29日(日)
6月12日は「恋人の日」です。
この日は女性の守護神として、また縁結びの神様として欧米で人気の高い聖人・聖アントニウスの命日の前日にあたります。ブラジルのサンパウロ地方には、この「恋人の日」に、家族や恋人同士でフォトフレームに入れた写真を交換し合う風習があるそうです。
この展示では、この日にちなんで「恋愛」に関する本を集めました。
雨音を聞きながら、しっとりと物思いにふけりたくなるこの季節。
ぜひ、大切な人を想いながら手に取ってみてください。
「食育月間」
場所:3階図書館 カウンター前記載台
期間:6月2日(月)~6月29日(日)
毎年6月は「食育月間」です。「食育」とは生きる上での基本で、知育、徳育、および体育の基礎となるもの、そして様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を学び、健全な食生活を実施することができる人間を育てること、と教育基本法で位置づけられています。期間中は全国各地で食育をテーマとしたさまざまなイベントが開催されています。
この展示では食育に関する本やレシピ本、お子様と一緒に楽しめるたべものをテーマにした絵本などを集めています。
また熊本市西区役所 保健こども課のご協力によりポスターの掲示、そしてお持ち帰りいただけるレシピ集をご用意しております。
「食べる力」は「生きる力」です。この機会に毎日の「食」を見直すきっかけにしてみませんか。
「男女共同参画週間」
場所:3階図書館 カウンター前記載台
期間:6月1日(日)~6月29日(日)
6月23日~2日は、内閣府の男女共同参画推進本部が定める「男女共同参画週間」です。
この展示では、ジェンダーや男女平等、パートナーシップ等に関する本を集めました。
「男性だから●●しなければならない」「〇〇は女性の役目」……そんな性別による役割意識に、私たちは知らず知らずのうちに縛られてはいないでしょうか。
男性も女性も、全ての人が性別にとらわれることなく、さまざまな場面で活躍できる社会をつくるために、私たちひとりひとりの意識を変えていきましょう!
「楽器が奏でる世界」
場所:3階図書館 25番棚
期間:6月2日(月)~6月29日(日)
6月6日は「楽器の日」です。古来より6歳の6月6日に習い事を始めると上手になれると伝えられてきたことで1970年に全国楽器協会により制定されました。
楽器の種類は数多く、その奏でる音色は人々の心を癒し鼓舞してくれます。
この展示では楽器の歴史や楽器が出てくる小説など楽器に関する本を集めています。
あらためて楽器のすばらしさを感じてみませんか。
「となりの国、韓国」
場所:3階図書館 25番棚
期間:6月1日(日)~6月29日(日)
この展示では、日韓国交正常化から今年で60周年となることにちなんで、「韓国」に関する本を集めています。
ファンの多いK-POPやSNS映えするスイーツ、ハン・ガン氏のノーベル賞受賞でも注目を集めている文学など、韓国発の文化は近年常に話題の的となっています。
日本からの海外旅行先としても大変人気の高い韓国ですが、この60年の間にも両国の関係は揺れ動いており、複雑なものを抱えているのも事実です。
日本と似ているようでどこか違う、切っても切り離せない存在である隣国・韓国。
この機会に改めて深掘りしてみませんか?
ご来館を心よりお待ちしております!