2016年9月30日金曜日

「平成28年度熊本県読書応援ボランティア養成講座」



こんにちは、図書館です。

910日(土)「平成28年度熊本県読書応援ボランティア養成講座」が
6F会議室で行われました。
その模様をお伝えします。



オープニングでは、「子どもの読書応援し隊」による
山江村のおはなし「ごんろくと栗の精」のパネルシアター。
平成28年度子どもの読書活動優秀実践団体に選ばれた
やまえおはなしグループ「おひさま」にサプライズで表彰状の授与もあり、
温かい雰囲気のスタートでした。

次に、「おひさま」の実践発表。
活動の中心である読み聞かせは、各自の読みたいものを自由に選ぶわけではなく、
学校の行事や季節などからテーマを決め、メンバーで本を選んでいるそうで、
山江の子どもたちのためにという思いが大変伝わる活動ばかり。
聞き手だった子どもたちが親になり、また読み聞かせを行っている・・・
つながっていくって素晴らしいですね。





プラザ図書館からは最近の児童サービスについて発表。
地震前後の取り組みの違い、絵本のジャンル別コーナー、
おはなし会の取り組み、
人気だった『なぜなぜしつもんBOX』と『なるほどかいけつBOX』の取り組み
(現在お休み中)等についてご紹介しました。

午後の演習は、
絵本専門士・おはなしアリス代表の尾場瀬淳美様。
講義でおはなし会のプログラム作りを学んだあと、
グループ演習でプログラムを考えました。
対象の年齢、場所、時間帯などによってテーマを何にするか、
どの絵本を選ぶかというのは大変難しかったですが、
新たなおはなしの輪が広がったのではないでしょうか。


おはなし会をするのに大事なことは、
熊本の子どもに豊かに育って欲しいという思いと
絵本が好きという気持ちなのだという事を改めて感じました。