こんにちは、図書館です。
9月10日(土)「平成28年度熊本県読書応援ボランティア養成講座」が
6F会議室で行われました。
その模様をお伝えします。
オープニングでは、「子どもの読書応援し隊」による
山江村のおはなし「ごんろくと栗の精」のパネルシアター。
平成28年度子どもの読書活動優秀実践団体に選ばれた
やまえおはなしグループ「おひさま」にサプライズで表彰状の授与もあり、
温かい雰囲気のスタートでした。
次に、「おひさま」の実践発表。
活動の中心である読み聞かせは、各自の読みたいものを自由に選ぶわけではなく、
学校の行事や季節などからテーマを決め、メンバーで本を選んでいるそうで、
山江の子どもたちのためにという思いが大変伝わる活動ばかり。
聞き手だった子どもたちが親になり、また読み聞かせを行っている・・・
つながっていくって素晴らしいですね。
プラザ図書館からは最近の児童サービスについて発表。
地震前後の取り組みの違い、絵本のジャンル別コーナー、
おはなし会の取り組み、
人気だった『なぜなぜしつもんBOX』と『なるほどかいけつBOX』の取り組み
(現在お休み中)等についてご紹介しました。
午後の演習は、
絵本専門士・おはなしアリス代表の尾場瀬淳美様。
講義でおはなし会のプログラム作りを学んだあと、
グループ演習でプログラムを考えました。
対象の年齢、場所、時間帯などによってテーマを何にするか、
どの絵本を選ぶかというのは大変難しかったですが、
新たなおはなしの輪が広がったのではないでしょうか。
おはなし会をするのに大事なことは、
熊本の子どもに豊かに育って欲しいという思いと
絵本が好きという気持ちなのだという事を改めて感じました。