2020年9月17日木曜日

「学生の未来ワークショップ -対話型自治体経営シミュレーションゲーム『SIMULATION熊本2030』@くまもと森都心プラザ図書館-」

こんにちは、図書館です。

今回は81日(土)に開催された「学生の未来ワークショップ -対話型自治体経営シミュレーションゲーム「SIMULATION熊本2030@くまもと森都心プラザ図書館-」の様子をお伝えします。



3回目の開催となる今年も、講師はこのゲームの開発チーム「くまもとSMAILEネット」のみなさまにご協力いただきました。


このゲームは、参加者それぞれが架空の都市の部長になって、限られた予算の中で幸せなまちづくりを目指すというもの。4つのグループに分かれ、まず市全体の概要をグループで共有します。そして、健康福祉部長、商工部長など、各自任命された部の事業内容や現状を把握し、その中で市の方向性として何を選択し優先させるかを各グループの話し合いによって決め、進めていくゲームです。

 

今回は高校生の参加が多く、慣れない専門用語などは難しいのではないかと思っていましたが、講師の方たちも驚くほどレベルが高い議論が展開されていたとのこと。

5年後、10年後とゲームのステージが進むにつれ皆さんの真剣さは増し、対話を繰り返しながら市の未来をつくる事業を選択していきました。頭を抱えて悩みながらつくりあげた市は、自分たちが住みたいと思うような市になったのでしょうか。 


“将来どうありたいか”という視点から物事を見ることは、自治体経営だけでなく今後、様々な場面で役に立つ学びとなったと思います。


 


図書館には、今回のイベントに関連するまちづくりや自治体経営についての本も多数取り揃えております。様々な選択をする裏付けや、エビデンスに基づいた政策などを考える際にぜひご利用ください。お待ちしています。