2024年5月8日水曜日

「3階展示のお知らせ」

 こんにちは、図書館です。

今回は、3階で開催中の展示をご紹介します。

 

 

「かわいそうな本たち」

場所:3階図書館 展示ケース

期間:52日(木)~529日(水)


図書館には多くの本があり、毎日たくさんの方にご利用いただいています。

これらの本は、みなさんが納める税金で購入された、みなさんの「財産」ともいえるものです。いつでも誰でも気持ちよく利用できるように、わたしたち図書館のスタッフと、本を手に取ってくださるみなさんとで大切に守っていかなければなりません。

 

この展示では、図書館の本の扱い方や、借りている間にトラブルが起きてしまった場合の
対応の仕方などをご紹介しています。

また、ページが破れてしまったり、汚れてシミになったり、水に濡れたりして、利用できなくなってしまった本の現物もあわせて展示しています。

みなさんは、図書館の本を利用していてこのような『かわいそうな本』たちに出会ったことはありませんか? 図書館の本は、みなさんの財産です。次に利用する人のことも考えてやさしく大切に使ってください。

 

 

「大人が楽しむ絵本の世界」

場所:3階図書館 25番棚

期間:52日(木)~529日(水)


皆さんは、最近「絵本」を読んでいますか?

「小さな子どもが読むもの」というイメージが強い絵本ですが、大人になって読み返すことで新たな発見があったり、年月や経験を重ねたからこそ胸にしみるものがあったりと、年齢を問わず楽しめるのが魅力のひとつでもあります。

 

このコーナーでは、プラザ図書館のスタッフがおすすめする「大人にこそ、ぜひ読んでほしい」という絵本を集めました。

ぜひゆっくりと手に取って、心豊かな絵本の時間をお楽しみください。

 

 

 

「いのちに寄り添う~世界赤十字デー~」

場所:3階図書館 26番棚

期間:51日(水)~530日(木)


58日は「世界赤十字デー」です。

設立者アンリー・デュナンの「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」という提唱のもと、世界中に広がっている赤十字運動。

日本にも「日本赤十字社」が存在しますが、日本での赤十字運動は熊本から始まったことをご存じでしょうか?

 

日本赤十字社の前身は、1877年(明治10年)の西南戦争中に設立された「博愛社」です。

博愛社は、田原坂の戦い等で激増した死傷者を敵味方の区別なく救護することを目的として、政府軍の本営が置かれていた洋学校教師館(現・熊本洋学校教師ジェーンズ邸。当時は古城に存在)で誕生しました。

 

この展示では、赤十字に関する本のほか、世界各地で人道援助活動を行っている人々や団体に関する本を集めました。

戦争や災害などで苦しむ人々に寄り添う尊い活動の数々に、ぜひ触れてみてください。

 

 

「相田みつをの世界」

場所:3階図書館 26番棚

期間:51日(水)~530日(木)




今年、詩人・相田みつをは生誕100周年を迎えます。

「にんげんだもの」という言葉は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? みつをの作品は、どれも簡潔で平易な言葉ながら読んだ人の心に深く響きます。

 

みつを作品の根底には、「禅宗」の思想があります。

“生きている限り悩みは尽きない”、“自分はどのように生きたらよいのか?”という自分との対話そのものが作品を形づくっています。

 

このコーナーでは、相田みつをの作品や、そのベースとなった禅宗や書に関する本を集めています。意外と知られていない多彩なみつをの世界をのぞいてみませんか?

 

ご来館を心よりお待ちしております!