こんにちは、図書館です。
10月29日(土)に開催された「第2回熊本県読書応援ボランティア養成講座」の様子をお伝えします。
子どもたちに読書の喜びを伝える活動をされている方々を対象に、絵本専門士である永塩和佳氏をお招きし、第一部では「明日から活かせる絵本の読み聞かせ」の講話と演習を行っていただきました。
絵本専門士とは絵本に関する高度な知識、技能及び感性を備えた絵本の専門家のこと。永塩先生は、あらゆる年代の方に絵本の魅力や可能性を伝えていく活動を行っています。
絵本と子どもが出会うことは子どもの生きる力を育てることです。
その読み聞かせの時間を子どもも大人も楽しむためには、どんなことが大切になってくるのか。
参加者の中には日頃から読み聞かせを実践されている方も多いことから、今回は読み聞かせの楽しさや難しさを参加者同士で分かち合える場になることが狙いの一つでもありました。
ほとんどの方が初めて顔を合わせる状況だったにもかかわらず、読み聞かせのグループワークでは一瞬で打ち解けられた様子を垣間見ることができました。
第二部は図書館コンシェルジュによる演習。「本の魅力を伝える」をテーマに、読み手の「このおはなしを届けたい」という気持ちを上手に伝える演習を行いました。
自宅で、保育園で、小学校で、病院で。おはなしを届ける現場は多様であり、また、読み手と聞き手は一度きりの出会いでそれっきり、ということもしばしば。
でも、それでも誰かが大切にしているおはなしは、それを受け取った方にも特別なものになってくるのです。
第一部・第二部とも、とてもなごやかで温かな雰囲気で、あっという間に時間が過ぎていきました。ご参加の皆様の今後のご活躍のきっかけとなりますように。
プラザ図書館では、今後も様々なイベントを予定しています。
詳細が決まり次第、図書館HP、Facebook、Twitterなどでお知らせいたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。