こんにちは、図書館です。
今回は、3階で開催中の展示をご紹介します。
「西澤優子作品展」
場所:3階図書館 展示ケース
期間:9月3日(火)~9月28日(土)
熊本在住のアーティスト、西澤優子さんによる作品展示です。
主に日本画の画材を用いて心象風景を描かれるほか、詩作やアート講師、ワークショップなどで活動されている西澤さん。
その作品は、重なり合った色彩の奥へどこまでも吸い込まれていくような深い味わいがとても印象的です。
向き合う人ひとりひとりにさまざまな感覚を呼び起こす作品の数々を、どうぞじっくりとご覧ください。
「ひまわり文庫の布のえほん」
場所:3階図書館 26番棚
期間:9月3日(火)~9月29日(日)
このコーナーでは、「布のえほん ひまわり文庫」の布の絵本を展示しています。
「布のえほん ひまわり文庫」は、「からだの不自由な子どもたちのため、機能訓練に役立つ本を」という目的で、昭和53年に結成されました。
布の絵本とは、布の上にフェルトでつくられた動物、乗り物、花などをアップリケした絵本です。
ボタンやスナップ、ひも、ファスナーなどが使われていて、日常生活に必要な付け外しやひも結びなどの訓練が、遊びながら行えるよう工夫されているのが特徴です。
ひとつひとつ丁寧に手作りされた、あたたかみのある布のえほん。
ぜひ自由に触れて遊んでみてくださいね。
「世界アルツハイマー月間」
場所:3階図書館 カウンター前記載台
期間:9月2日(月)~9月29日(日)
9月は「世界アルツハイマー月間」です。
1994年「国際アルツハイマー病協会」は、認知症への理解推進や本人・家族への施策の充実を目的として、世界保健機関と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定しました。
また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、世界各国で啓発活動が行われています。
このコーナーでは、認知症やアルツハイマーに関する本、当事者・家族による体験記、介護に関する本などを集めました。
自由にお持ち帰りいただけるパンフレットも多数ご用意しています。
わたしたちひとりひとりにとって大変身近なものである認知症。
認知症の人やその家族が前向きに暮らしやすくなる社会を実現するためにはどうしたら良いのでしょうか。認知症への理解へ一歩近づける機会になると幸いです。
「竹久夢二と大正ロマン」
場所:3階図書館 25番棚
期間:9月2日(月)~9月29日(日)
このコーナーでは、今年生誕140年・没後90年を迎える画家、竹久夢二を特集しています。
明治17年(1884年)に岡山県で生まれ、大きな眼と物憂げな雰囲気が特徴的な女性像「夢二式美人」で一世を風靡した竹久夢二。
その活動期間は明治時代から昭和時代にまでわたりますが、特に「大正ロマン」を象徴する存在として広く愛されている画家でもあります。
展示では竹久夢二に関する本のほか、大正時代の文化に関する本も集めています。
15年間という短い間ながら、「大正デモクラシー」の機運などをきっかけに現代へと続く新たな価値観も生み出した大正という時代。この機会にぜひ深掘りしてみませんか?
「クリエイティブな時間を彩る文房具」
場所:3階図書館 25番棚
期間:9月2日(月)~9月29日(日)
文房具は私たちの生活に深く浸透していて、その種類も実に豊富です。
機能面ですぐれていることは言うまでもありませんが、グッドデザイン賞の受賞も多くそのデザイン性の高さも大きな魅力の一つです。
次々に展開される文房具は職場や学校、家庭において欠かすことの出来ない便利なアイテムと言えそうです。
この展示では9月23日が「万年筆の日」ということに因んで文房具愛にあふれた本を集めました。色々な種類の文房具の世界を覗いてみませんか? 新しい使い方や発見があるかもしれません。
皆様のご来館を心よりお待ちしております!