こんにちは、図書館です。
今回は、3階で開催中の展示をご紹介します。
「シドニー・スミス パネル展」
場所:3階図書館 展示ケース
期間:9月2日(火)~9月20日(土)
カナダ生まれの絵本作家で、作品を発表するごとに数々の賞を受賞しているシドニー・スミス。
2024年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる「国際アンデルセン賞」の画家賞を受賞したほか、今年5月には『ねえ、おぼえてる?』(原田勝/訳 偕成社)で日本絵本賞翻訳絵本賞も受賞。日本でも大きな注目を集めています。
今回の展示は、最新刊『あらしの島で』(ブライアン・フロッカ/文 原田勝/訳 偕成社)の刊行を記念したパネル展です。
あらしの訪れを感じとる幼い兄妹の表情や、荒れる海の迫力ある描写に、思わず目を奪われます。
シドニー・スミス作の絵本は当館にも複数所蔵していますので、この機会にぜひご覧ください。
「9月の空、飛行機を探して」
場所:3階図書館 26番棚
期間:9月1日(月)~9月20日(土)
空が高くなり、飛行機雲がよく見える9月。
この展示では熊本や福岡の空港を中心に撮影された美しい飛行機の写真パネルを展示しています。見慣れた景色の中にある飛行機、迫力ある離陸の瞬間や、夕焼けに染まる機体など、様々な表情を見せる飛行機たちをお楽しみください。また、飛行機やカメラに関する本も展示しています。秋の空を見上げて、飛行機を探してみませんか?
「世界アルツハイマー月間」
場所:3階図書館 カウンター前記載台
期間:9月4日(木)~9月20日(土)
9月は「世界アルツハイマー月間」です。
1994年「国際アルツハイマー病協会」は、認知症への理解推進や本人・家族への施策の充実を目的として、世界保健機関と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定しました。
また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、世界各国で啓発活動が行われています。
このコーナーでは、認知症やアルツハイマーに関する本、当事者・家族による体験記、介護に関する本などを集めました。
また、「認知症の人と家族の会 熊本県支部」のご協力により、自由にお持ち帰りいただけるパンフレットも多数ご用意しています。
高齢化社会となっている今、認知症はとても身近なものです。
認知症の人がいきいきと毎日を過ごせる社会を作るために、私たちには何が出来るのでしょうか。ひとりひとりが認知症への理解を深め、その社会の実現に少しでも近づける機会になると幸いです。
「色彩の魔法」
場所:3階図書館 25番棚
期間:9月2日(火)~9月20日(土)
私たちは普段、何気なく色に囲まれて暮らしていますが、その奥には驚くほど深い世界が広がっています。
この展示では、色の文化や歴史、人の心に影響を与える色彩心理、自然が生み出す美しい色、そして色をテーマにした小説など、色に関する本を集めています。
心惹かれる色の本を探してみませんか?
「読む、書く、ことば」
場所:3階図書館 25番棚
期間:9月2日(火)~9月20日(土)
9月8日は「国際識字デー」です。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)では、「日常生活における短い簡単な文章の読み書きができる人」を識字者、できない人を「非識字者」と定義しています。
読み書きができる人の割合を示す「識字率」は、国や地域によって大きな差があります。
日本の識字率は高いと言われていますが、学習機会や個々の特性など、さまざまな理由によって読み書きに困難を抱えている人は少なくありません。
この展示では、「読むこと」や「書くこと」についての本を集めています。
「読む・書く」ことの楽しさやその奥深さに、ぜひ触れてみてください。
ご来館を心よりお待ちしております!